マットレスを⻑く使うためのポイント
マットレスは数年使っているとダメになってしまう、一般的には10年が寿命で買い直した経験を持つ人も多いのではないでしょうか。決して安い寝具ではないし、使い慣れている方が良く眠れるなど長く使うコツはないのか、このように考える人も多いといえます。
日頃からマットレスのお手入れを適切に行うことで、長く使うコツに繋がる部分でもあり寿命を延ばすためのコツをご紹介することにしましょう。
湿気に注意する
日頃から行っておきたいポイントですが、敷布団を敷いていてもマットレスは汗を吸収する部分でもあり、湿気を取り除くことが重要です。湿気を取り除いてあげるとへたりの発生やカビの発生などの予防効果を期待することができます。
そのため、定期的に蒲団およびカバーを取り外して立てかけるなどで陰干しをしておくと効果的です。さらに、3か月に1度の割合で裏表をひっくり返して使うのも長く使うコツに繋がります。
裏表を変えることはローテーション効果への期待に繋がるもの、同じ部分だけがへこんでしまうなどのトラブルを防止できます。通気性の良い素材のものを利用するのも寿命を延ばすポイントになるので、買い直しするときには通気性に着目するのがおすすめです。
マットレスの表面をこまめに掃除機で吸い取る
カバーを清潔に保っていても寝具は目には見えないようなチリやほこりが大量に付着する、ダニの死骸などもあるので定期的に掃除機で吸い取るようにしましょう。最近では、寝具専用の掃除機も登場しているので、普段お掃除で使うものとは分けて利用したい人など購入を検討されると良いのではないでしょうか。
マットレスと直接触れることになるシーツやカバー、ベッドのパッドなどはこまめに洗うようにする、クリーニングに出して丸洗いをして貰うなども長く使うコツに繋がる部分です。
2年に1回は専門業者にクリーニングを依頼する
汗や毛髪、フケや皮脂の汚れ、埃などは付着しやすい汚れで掃除機で吸い取っても汗などは取り除くことはできません。汚れを放置しているとダニの繁殖やカビの発生などのリスクがあるので、2年くらいを目安にしてクリーニングに出すのがおすすめです。
クリーニングでは、専用の洗剤および機材を使う形になるので家では落とせないような汚れも根こそぎ落とせますし、毎日寝るための寝具でもあり衛生面でも安心に繋がります。汚れ以外の菌や匂いなども落とせるのも、クリーニングの魅力の一つといえます。
なお、マットレスのクリーニングは一般的には埃の除去作業、洗剤の吹き付けおよび汚れの吸収を同時に行う専用機での洗浄作業、汚水吸収と簡易乾燥の流れで行われます。