マットレスを日頃あまり掃除しないと言う人は、実は決して少なくはありません。ベッドに使用している場合には特に布団が載ったままと言う状態も多いことから、なかなかこまめに掃除をするということがないものですが、このような状態にしておくとどうなるか、あまり詳しく理解していないと言うことも多いものです。

マットレスを掃除しないと起こること

マットレスを掃除しないと、まずダニやカビが増えると言う状況を招きます。マットレスには日常的に髪の毛やほこりなどが付いている状態になり、さらに寝ている間に大量の汗をかくことから、これが吸い込まれ汚れと湿気が溜まった状態になってしまうのです。このような状態はダニやカビにとっては非常に繁殖しやすい状況となり、様々な問題を招くことになります。

気持ちの上でもダニやカビの上に寝ていると考えるだけで決して良いものではありませんが、実際にこれらはさまざまな病気の原因になってしまうと言うことも少なくありません。これらを万が一吸い込んでしまうとくしゃみやアトピー性皮膚炎などの問題を引き起こすことになります。さらに喘息に至ってしまうこともあり、強いアレルギー反応から体調を崩してしまうことが多いので注意が必要です。

このような状態を避けるためにはマットレスやベッドマットをこまめに掃除することが必要です。ベッドマットはシーツの下に敷くことが多いのですが、最も汗を吸いやすい部分でもあるため、これを放置してしまうとカビやダニが繁殖しやすくなります。最低でも3ヶ月に1階は洗濯を行い、清潔な状態に保つことが必要となります。

日常でできるお手入れ方法

マットレスは基本的に非常に重く大きいため、なかなか洗濯をすると言う事はできません。本来であれば定期的に外に出してほこりを取り去ることが望ましいのですが、大きく重いためなかなかこれもできないものです。そのようなときには掃除機を利用してゴミを取り去ることが非常に重要です。

同時にマットレスに含まれた湿気を除去するために、ベッドとの間にタオルや雑誌などを挟んで隙間を空け、部屋を換気することで乾燥させることも有効です。またこの際にマットレスをひっくり返して同じ面ばかりを使わないようにすることも非常に有効な方法となります。

マットレスを掃除しないと様々な病気を発生する恐れもあるため、実は非常に大きな問題を招くことになることを意識することが必要です。こまめに掃除をし、常に清潔な状態にしておくことが、これらの問題を防ぐために重要なポイントとなっています。