マットレスの種類によってはクリーニングできない場合も
人間は人生の三分の一をベッドや布団の上で過ごしているといわれています。睡眠は体を休めるだけではなく、脳を正常にリセットするために必要不可欠な生理作用と言っても過言ではありません。
健康は病気知らずで健全なメンタルがあってこそ保たれるものです。睡眠不足であると体が健康であっても、集中力をかいだり地位不足になって運転や仕事にミスを生じ甚大に事故になる事さえあるのです。そのため快適で心地よく、入眠しやすく長時間寝ていても苦痛でない寝床の確保は非常に重要なことが自ずとわかってくるでしょう。
マットレスは定期的にお手入れすることが大事
人が睡眠をすると、一晩でコップ一杯の汗をマットレスが吸い込むといわれます。それを放置したままにしているとカビが繁殖しやすくなったり、ダニなどを誘引することになります。
アレルギー反応を起こしてしまってぜんそくやアトピー性皮膚炎にもなるので、定期的にマットレスクリーニングをすることが大事なんです。クリーニングでは高温の熱処理を施すので、ダニやカビは殺菌され衛生的に維持することができるようになります。
マットレスクリーニングできない素材
しかしながら、マットレスクリーニングでは種類によってはクリーニングできない素材もあることを心得なければいけません。ウレタンやラテックス素材はクリーニングの熱処理に弱く、損傷して使えなくなってしまうこともあるので避けるべきであるといえます。
ほかの素材のマットレスでも面積が広く、大きい素材なのでその費用は必然的に高額になります。キッズサイズでも一万円前後、大人用のシングルで追加四千円、ダブルやキングサイズになってくると一万五千円から二万円前後かかってくることもあります。
これだけ高額であると、一定期間使ったら買い替えてしまう方が結果的に安いということもあります。できるだけ、マットレスを長く使い続けられるように使用者は工夫しなければいけません。
クリーニングできない場合のお手入れ
例えば、定期的にマットレスを陰干しし風通しを良くしてダニが繁殖しないようにすることが大事なんです。そしてマットレス自体を時折上下逆に、入れ替えてみるのも空気を通しカビの増殖の抑制に成ります。
防水や除湿シートを一枚敷いておくのも賢明です。シートは千円前後で購入もできるので経済的にカビやダニの増殖を抑えることが可能となります。マットレスを使った後はふけや髪の毛がたくさん落ちているものです。
ハンディクリーナーでこまめに掃除機をかけることでもダニを寄せ付けなくなります。マットレスやクリーニングは高額なので、こうした工夫が何よりも大事です。