マットレスの汚れは内部にまで広がっている
ベッドのシーツや枕カバーなどは頻繁に洗濯をしているけれども、なかなかベッドマットまでは重くて大きいため、こまめにお手入れをしているという人は少ないかもしれません。しかしマットレスをそのままにしている場合には、過敏やダニが大発生する可能性も考えられるでしょう。
人間は一般的に寝ている間にはコップ一杯ぶんの汗をかくと言われていて、その汗はマットレスの中に吸い込まれています。汗を吸い込んだマットレスは内部に湿気が溜まり、ダニや汚れの原因になります。これらだけではなく、定期的に掃除をしなければ、マットレスの形も変わり、寿命も短くなってしまうことでしょう。
マットレスの表面などはコロコロクリーナーを使ったり、掃除機を使うなどして掃除をしている人もいるかもしれませんが、実はマットレスの汚れは内部にまで大きく広がっているのです。内部は掃除機などでは簡単に除去することはできないのが実情です。
ベッドマットレスの内部はダニの住処
ダニは目には見えないものの、マットレスで発生した場合には、体が痒くなって、万が一刺されるようなことがあれば跡が残ってしまいます。ダニをそのまま放置すれば、寝具全体に広がることになり、寿命を縮めることにもなるでしょう。
ダニは温度が50°cを超えると死滅すると言われているため、布団乾燥機を使うことも一つの手段と言えます。しかしマットレスの場合にはかなり分厚いので、深い場所まで潜り込んでしまうこともあるでしょう。このようなことから、一度で終わりではなく、2から3度ほど繰り返すようにしましょう。
乾燥機をかけた後は、ダニの死骸を掃除機で吸い取るのが良いです。ダニの死骸は皮膚に炎症を起こす、アレルギーを起こすなどの原因にもなるため、忘れないように注意しましょう。マットレスは毎日使うものであるため、日々の汚れが蓄積されていることになるでしょう。
清潔なマットレスを保つなら定期的なクリーニングを
清潔なマットレスを保つためにも、定期的にお手入れを行う必要があります。簡単にできる方法としては、かけ布団をたたむ、シーツは一週間に一回洗う、壁に立てかけて置く、向きを変えるなどの方法が挙げられます。しかしこれらを行ったとしても、内部にまで広がった汚れを除去することができません。
このような時に便利に活用できるのが、マットレスをクリーニングに出す方法です。クリーニングであれば、特殊な機器や薬剤などを使い、内部にまで染み込んだ汚れをすっきりと落としてくれます。定期的に利用することにより、清潔な状態でいつまでも使い続けることができます。