マットレスに溜まったホコリをきれいにするには?業者に依頼する方法
住宅内では毎日掃除機をかけていても部屋の隅にホコリが溜まっていたり、空気中を舞っていることがあります。ホコリは衣類や寝具、カーテンなど布製品やティシュな紙製品から出る細かな繊維が主成分です。砂や髪の毛、フケやダニの他にカビや花粉なども絡み合って形成されます。
ホコリはマットレスにも溜まる
非常に軽いため人間の動きなど少しの風でも舞い上がって空気中を漂い、背の高い家具や高所などに溜まります。反対に風が吹かない場所にも溜まりやすく、使っていない部屋にあるベッドのマットレスや風通しの悪い家具の隙間などにも多く見られます。
ざらざらした壁の表面やカーテンなどの布製品にも溜まりやすいので注意が必要です。テレビなど電化製品も静電気が発生するためホコリが溜まります。
シーツを洗ってもベッドが悪臭を放っている場合にはマットレスが汚れています。ホコリが溜まっているような場合は自分で洗うのが大変なので、マットレスクリーニング業者に任せるとよいでしょう。
マットレスクリーニングの料金相場
クリーニングの相場費用はベッドの大きさによって異なりシングルの場合は8千円から1万3千円ほどです。セミダブルやダブルは1万3千円から1万5千円ほど、クイーンやキングは1万5千円から2万円が相場とされています。子供用ベッドのマットレスクリーニングは7千円から1万円が費用の相場です。
具体的な費用はクリーニング業者が使用している洗剤や機材、技術や経験年数の他に作業内容などによって変化します。業者によっては当日に追加で作業を依頼するとオプション料金が発生することもあります。
マットレスの素材によってはクリーニング不可の場合も
クリーニングが可能なマットレスはボンネルコイルとポケットコイル、高密度連続スプリングと高反発ファイバーです。低反発ウレタンと高反発ウレタン、ラテックスはクリーニングを依頼できないので注意しなければなりません。
依頼できない場合には、月に1回掃除機で表面の汚れを綺麗にするなど自ら手入れを行う必要があります。ホコリが溜まっていたとしてもボンネルコイルなどであればクリーニングを依頼できます。
業者のクリーニング作業
業者に任せた場合の作業内容としては、まず汚れを除去してバキュームやリンサーと呼ばれる専用機器で洗浄を行います。汚水を吸収して乾燥させるというのが一般的な流れです。
長期防臭や抗菌加工、シミ抜きやペット専用の消臭などが行われることもあります。マットレスクリーニング業者に任せると、専用の洗剤や機材を使うので自分では落とせない汚れも除去できます。
汚れだけでなく菌や臭いも除去でき清潔なベッドで快適に眠れるようになります。ボンネルコイルなどのマットレスが汚れている場合には、プロにクリーニングを任せるとよいでしょう。