マットレスのお手入れについて | 年に1度は業者へ依頼を
マットレスは洗濯機には入らず、簡単に洗えるものではありません。しかしベッドで毎日使用し、冬でも寝ている間には汗をかくといわれているので汚れはつきます。
それにたまに血液のシミがつくこともあれば、子供のおねしょや嘔吐などで汚れることもあり、お手入れをしないとカビやダニの温床にもなってしまうのです。では、マットレスはどの様にお手入れをすればよいのでしょうか?
マットレスのお手入れ方法
特に何かをこぼしたとかおねしょをしたということでなければ、ほこりやダニを取り除くためにこまめに掃除機をかけることが勧められます。
マットの上にはシーツや毛布などを敷いて寝るのが一般的ですが、上に何かを敷くからこそ通気性も悪くなり埃やダニの死骸などが溜まりやすくなるのです。布団乾燥機があれば、時々熱風を当てることで生きているダニを死滅させることができます。
おねしょや嘔吐などがあった場合は、すぐに固く絞ったタオルでトントンとたたくようにしてふき取ります。汚れがひどければ中性洗剤を含んだ水か湯で絞ったタオルを使ってしっかりとふき取ってから、乾いたタオルで水分を取っておくことが大切です。そのあとはできればマットレスを立てて、乾燥させておくとカビの発生を防ぐことができます。
脱臭と汚れを取る効果がある重曹を振りかけた後に、掃除機をかけるという方法もあります。振りかけてすぐには取れなくても、一晩置いておけば良く取れることもあります。
このようにマットレスを自分でお手入れする方法はあるのですが、マットレスクリーニング業者にクリーニングを依頼することもできるのです。
業者のマットレスクリーニングについて
業者のマットレスクリーニングは、まずは掃除機で表面のゴミを吸引してからスチームクリーナーで汚れを溶かして浮かします。バキュームを使って洗浄をしながら浮かした汚れを吸い取ってシミなども洗い流し、最後に専用のドライヤーで中までしっかりと乾燥させます。
マットレスは分厚いので、自分でお手入れをしようとしても完全にゴミやほこりを取り除くことができません。表面の汚れは落ちたように見えても、中身の汚れやダニの死骸などを取り除くことは難しいのです。それに濡らしたタオルでふき取った後も、最後まで乾ききらなければまたそこがカビやダニが繁殖してくる可能性があります。
マットレスクリーニング業者なら専用の機械で中の汚れを浮き出して吸い取り、最後までしっかりと乾かすことができるので、そのあともカビなどの心配がなく使うことができます。それにクリーニングを委託したとしても、自分で持って行くのではなく宅配サービスがほとんどなので持ち運ばなくても良いこともメリットです。
マットレスのクリーニングを業者へ依頼すると、汚れやシミを落とすだけでなく、内部のカビやダニまで除去してくれます。年に1度、専門業者へクリーニングを依頼すれば、マットレスの清潔を保つことができ、快適な睡眠を手に入れることができるでしょう。